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「道徳教育は10歳までに」 福岡・いのちを守る会で講演

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「道徳教育は10歳までに」 福岡・いのちを守る会で講演

 心豊かな子供を育てることを目指す「いのちを守る講演会」(福岡県いのちを守る会主催、産経新聞など後援)が6日、福岡市博多区のパピヨン24で開かれた。医師で九州大名誉教授の井口潔氏(92)が講演し、「善悪を学ぶ道徳教育は10歳までに終わらせるべきだ」と述べた。

 井口氏は九大第2外科教授を経て、現在は井口野間病院(福岡市南区)理事長を務める。医学、生物学的視点から、伝統教育の重要性を訴えている。

 講演で井口氏は「人間の赤ん坊は、肉体はほぼ完成して生まれるが、心は未完成な存在であり、躾(しつけ)によって『人間』に成長させることを改めて認識すべきだ」と強調した。

 具体的には、感性を司る「古い脳」が機能する10歳までに、我慢や善悪の区別を学ぶ道徳教育を終え、知性を司る「新しい脳」が発達する10~20歳は知性教育に特化すべきだと語った。