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四国急行フェリー、来月から宇高航路の深夜便廃止 本数も14往復に減便

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四国急行フェリー、来月から宇高航路の深夜便廃止 本数も14往復に減便

 四国フェリーの子会社で高松港と岡山県玉野市の宇野港を結ぶ宇高航路を唯一運航する四国急行フェリー(高松市)は19日、深夜便を廃止し、現在の22往復から14往復に減便すると発表した。同日、四国運輸局にダイヤ変更の届け出を行い受理された。深夜便廃止は7月16日から。

 同社では減便の理由について、4月からの本州四国連絡高速道路の自動料金収受システム(ETC)搭載車の基本料金が大幅に引き下げられたことで、「特にトラック利用者が4~5月は3割減、6月には4割以上の減少が見込まれる。夜中の便をやめてコスト削減を図りたい」としている。

 廃止されるのは高松港発午前0時20分~同5時40分発までの5便と、午後8時20分~同11時発までの3便。高松港発の第1便(始発)は午前7時、最終便は午後8時発となる。

 宇高航路は宇高国道フェリー(高松市)も運航していたが、平成24年10月17日から運休している。

 宇高航路の減便について、大西秀人高松市長は「市の産業や市民生活にとって非常に重要な公共交通手段であることから、減便後、安定的に継続運航が図られることを期待したい」と話した。

 また、香川県の浜田恵造知事は「大変残念に思っている。宇高航路は社会的、経済的に重要な役割を担っており、地域にとってなくてはならない航路」としてうえで、「2県2市をはじめ関係機関と連携し、本四高速の全国共通料金化により航路の利用動向や収支などが受ける影響を見極めながら、航路の存続が図れるよう鋭意取り組んでいく」とのコメントを出した。