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福井地裁初の女性所長 高部氏が就任会見

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福井地裁初の女性所長 高部氏が就任会見

 福井地方・家庭裁判所で初の女性所長に就任した高部眞規子氏(57)が9日、同地裁で記者会見を開き、民事裁判分野について「科学技術の発展や国民の権利意識の高まりに伴い、専門的、技術的な知見が判断を左右する事件などが増加している。県民の信頼を得られるような質の高い裁判を目指したい」と抱負を語った。

 導入後5年が経過した裁判員裁判制度については「裁判員候補者の出席率が全国平均より高い。誠実な県民性によるところが大きいと考えている」。初の女性所長について「女性と意識して仕事をしたことはない。これからも自然体で仕事をしたい」。福井に関しては「初任地が富山地裁で北陸を回った。30年ぶりに東尋坊や永平寺を再度訪れ、若狭にも足を運びたい」と語った。

 過去に関わった裁判については、最高裁時代に裁判所が特許の有効、無効を判断できるなどとした知的財産権裁判「キルビー事件」判決に調査官として関与したとしている。

 島根県出身。趣味は音楽鑑賞。