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国道417号・冠山峠道路着工 中京圏とのアクセス大幅向上 福井

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国道417号・冠山峠道路着工 中京圏とのアクセス大幅向上 福井

 ■池田町と岐阜県つなぐ

 国道417号(岐阜県大垣市-南越前町)の未開通部分で、池田町と岐阜県揖斐川町をつなぐ「冠山峠道路」(7・8キロ)が17日に着工した。現在は狭くて曲がった林道が使われているが、完成すれば中京圏とのアクセスが大幅に向上する。

 国土交通省近畿地方整備局によると、工事を進めるのは冠山峠道路の第2トンネル(4・8キロ)のうち2・5キロ区間で平成29年2月に完成の見込み。残りの区間も順次着工する。

 記念式典には高木毅国土交通副大臣や西川一誠知事、池田町の杉本博文町長、岐阜県揖斐川町の宗宮孝生町長らが出席。西川知事は「冠山峠は古来、丹南と西濃を物流、文化の両面でつなぐ重要な道だった。中部へのルートとして重要な道路で、1年でも数年でも早く完成させたい」と話した。

 現在使用している林道は幅が平均約3メートルと狭く、積雪や事故などで通行止めになることが多く、最大積載量4トン以上のトラックは通行できない。

 「冠山峠道路」の完成により、鯖江市と岐阜県大垣市は1時間10分短縮されて2時間20分で走行でき、物流促進や観光振興のほか、巨大地震や原子力災害時での住民避難などで期待されている。