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祖父・夢二の故郷初訪問 竹久野生さん、岡山で個展

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祖父・夢二の故郷初訪問 竹久野生さん、岡山で個展

 大正ロマンの美人画で知られる瀬戸内市出身の竹久夢二(1884~1934年)の孫で画家、竹久野生(のぶ)さん(73)による特別展「個展行脚」が15日、岡山市中区の「夢二郷土美術館」で始まった。野生さんが夢二の郷里・岡山を訪れたのは初めて。特別展開催に「とても光栄」と喜んでいた。20日まで。

 野生さんは幼少期に夢二の次男の養子となり、北海道で育った。結婚後はコロンビアに移り、30代で現地の大学に入り、芸術活動を本格化。「個展行脚」は平成21年から、国内計14カ所で開いてきた。岡山での開催は「祖父の郷里とは恐れ多い」と躊躇(ちゅうちょ)していたが、同館関係者の熱心な勧誘で実現。心象風景を中心に18点を展示している。

 野生さんは同館で開催中の夢二生誕130年記念展も鑑賞し、代表作の一つ「立田姫」では「モデルの女性に昔、実際に会ったこともあるだけに感慨深い」と話していた。