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子供の健やかな成長祈願 福井市栃泉町で「花山行事」

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子供の健やかな成長祈願 福井市栃泉町で「花山行事」

 「こどもの日」の5日、福井市栃泉町で、端午の節句を祝う伝統行事「花山行事」(県指定無形民俗文化財)が行われた。あいにくの雨降りとなったが、竹ざおの先にツツジなどの花を飾った「花山」を担いだ子供たちが「はなやーまーごーんげん(花山権現)」と唱えながら元気よく町内を練り歩いた。

 花山行事は750年以上前から伝わり、子供たちの健やかな成長を喜び、家内安全、五穀豊穣、町内発展を祈願して続けられている。

 この日は、登知為(とちい)神社で神事が行われたあと、白いはっぴ姿の小学生までの子供たち男女40人が整列。神主からおはらいを受けた。

 子供たちは花の編みがさをかぶった役男の奥祥一君(10)=東郷小5年=を先頭に神社の周りを回ったあと、町内を約1時間かけて練り歩いた。

 神社に戻った子供たちは、花山を石にたたきつけて壊し、散乱した飾りを子供や親が木の枝に引っ掛けて、子供の健やかな成長などを祈願した。