産経ニュース

さようなら三宅坂 社民党本部、引っ越し開始

地方 地方

記事詳細

更新


さようなら三宅坂 社民党本部、引っ越し開始

 社民党は26日午前、東京・永田町の社会文化会館からの党本部の引っ越しを始めた。前身の社会党時代の昭和39年に完成し、「三宅坂」の別名でも呼ばれた同会館は、老朽化が進み耐震診断の結果、使用できないことが判明。3月以降に取り壊される。引っ越し先は国会議事堂を挟んで約900メートルの距離にある、首相官邸近くの民間ビル。福島瑞穂党首ら6人の国会議員と党職員らは、28日から新党本部での執務をスタートさせる。

 社民党は26日午前、引っ越しにあたり、党首室を報道陣に公開。「ここで、村山富市(元首相)さんが眉毛を切り、土井たか子(元衆院議長)さんが(ミャンマーの民主化指導者)アウン・サン・スー・チーさんに電話した」(福島氏)という机や歴代社会党委員長の写真は、新しい党首室に運び込む。

 会館の建設に合わせて発注したとみられるスタンウェイ社製のグランドピアノは、新党本部に置き場がなく、寄贈などを検討している。

 平成10年の参院初当選以来、約15年親しんだ「三宅坂」との別れに、福島氏は「寂しい気はするが、新しいところにまた多くの人に来ていただき、社民党として頑張っていきたい」と語った。