五輪事前合宿地でテロ想定 塩山体育館で61人が対策訓練 山梨

 

 県警は11日、東京五輪事前合宿地でのテロ発生を想定し、甲州市の塩山体育館で対策訓練を行った。同体育館はフランスのハンドボール代表の事前合宿先。日下部署、県警機動隊、東山梨消防本部、甲州市、山梨市などから61人が参加して行われた。

 訓練では、テロリストの男の車が体育館前にいた観客を次々とはね、刃物を持って館内に侵入し、署員が男の身柄を確保。防爆防護服を着用した機動隊員が、館内に落とされた爆発物を想定したリュックをアーム型の器具でつかみ、処理筒を備えた可動式車で館外に出した。

 この後、待機していた爆発物処理車のアームでリュックをつかみ、トラック型の処理筒車に積み込んだ。

 市川和彦警備部長は「緊張感をもって、良い訓練ができた。海外では爆発物に加え、車両を使ったテロも増えている。定期的な訓練が必要だ」と講評した。