東京五輪ボート事前合宿 強豪ドイツ、城崎で 豊岡市、積極的誘致が奏功

 
円山川城崎漕艇場を視察するドイツボート連盟関係者ら(平成29年11月13日)

 豊岡市の中貝宗治市長は10日、2020東京五輪のボート競技にあわせ、ドイツボートチームの事前合宿地が同市城崎町に決定した-と発表した=写真。ドイツボート連盟の関係者が11月中頃に同市を訪れ、同合宿について覚書を締結する。

 今月5日、同連盟のジークフリート・カイデル会長から中貝市長あてに「私たちは2020年オリンピックの最終準備をあなたの街・豊岡で過ごしたい」というメッセージが届いた。

 同市によると、事前合宿は同年7月3~19日の17日間で、参加選手や監督ら約50人が、城崎温泉(城崎町)内の「招月庭」で宿泊を予定している。

 同町の円山川にある「円山川城崎漕艇場」は波が穏やかで、全長10キロのトレーニングコースが取れることや、日本代表チームが強化合宿した実績がある。同市は、昨年2月の国際ボート連盟の会議や同9月の世界選手権(米フロリダ州)で、各国に積極的な誘致活動を行っていた。

 ドイツチームは2016年のリオ五輪で、男女のクォドルプル(4人乗り)が金メダルを獲得するなど、ボート競技では強豪チームとして知られ、昨年11月には同連盟のスタッフが豊岡市を訪れたほか、長野県や茨城県の施設を視察。同連盟は候補地3カ所の中から豊岡市を選んだ。

 中貝市長は「漕艇場は練習コースとして優れている。近くの城崎温泉で選手たちがリラックスできることなども含め、事前合宿の最適地に選ばれた」と誘致成功を喜んだ。