三好不動産が宿泊事業に参入 Airbnbと提携 福岡

 

 福岡都市圏の不動産賃貸業大手、三好不動産(福岡市中央区)は10日、宿泊事業に参入したと発表した。民泊仲介最大手の米Airbnb(エアビーアンドビー)と今月3日に業務提携した。賃貸物件の空き部屋を活用した民泊事業にも乗り出す。

 既存のアパートをホテルに建て替えたり、住宅に転用可能な「レジデンスホテル」の建設を本格化する。

 インバウンド(訪日旅行)によるホテル不足を賃貸物件の空室対策につなげる。不動産オーナーが宿泊施設への転換を行う際にAirbnbが助言し、外国人観光客が利用しやすい宿泊施設づくりを進める。

 既に、建設や改装を計画している物件が福岡市博多区に計4棟ある。このうち博多港周辺には5階建てホテルが10月に開業する予定で、Airbnbを通じて予約ができる。今年中に50室、平成32年末までに計500室を提供する計画だ。運営は子会社の「ミヨシアセットマネジメント」が担う。

 福岡市で10日、記者会見した三好不動産の三好修社長は「空室問題をはじめ賃貸物件の運用は年々、困難になっている。活用の幅を広げ、福岡のグローバル化にも寄与したい」と抱負を述べた。