長浜・冨田酒造「七本鎗純米渡船」が仏の品評会で審査員賞 県由来の酒米を使用

 

 長浜市の蔵元「冨田酒造」の純米酒「七本鎗純米渡船(やりわたりぶね)」が、フランス・パリで開かれた日本酒の品評会で7月、審査員賞を受賞した。

 2017年に始まった品評会「Kura Master」。大吟醸酒・純米吟醸酒▽純米酒▽にごり酒-の3部門で審査が行われ、一流ソムリエやレストラン関係者らが、650銘柄の審査を行った。

 「七本鎗純米渡船」は精米歩合60%を超える純米酒部門に出品され、1位のプレジデント賞に次ぐ審査員賞に輝いた。

 名前の由来は、原料の県生まれの酒米「滋賀渡船6号」から。品質は良いものの収穫量が少なく一時生産が途絶えたが、JAグリーン近江が保存種子を使い平成16年に復刻した。

 冨田酒造やJAグリーン近江の関係者が3日、県庁を訪れ、三日月大造知事に受賞を報告。県産の酒米を使った地酒が高く評価されたことについて、三日月知事は「県の地場産業のPRにつながれば」と期待を寄せていた。