宇都宮大大学院、4研究科を統合 「地域創生」を来春開設 - 産経ニュース

宇都宮大大学院、4研究科を統合 「地域創生」を来春開設

 宇都宮大は6日、新たな研究科の設置が文部科学省に認められたとして、来年4月から、現在の4研究科を再編し、「地域創生科学研究科」の1研究科に統合すると発表した。持続可能な豊かな地域社会への貢献や社会デザインの創造のため、さまざまな分野の融合を推進し、高度な人材育成を目指す。
 同大の大学院では、これまで、国際学研究科(入学定員30人)、教育学研究科(25人)、工学研究科(212人)、農学研究科(71人)の4研究科があった。新たに統合する地域創生科学研究科(修士課程)は入学定員が335人で、地域社会の制度や環境などをデザインする人材を育成する「社会デザイン科学専攻」に77人、工学と農学分野を融合し、イノベーションに貢献する人材育成を目指す「工農総合科学専攻」に258人としている。
 石田朋靖(ともやす)学長は「これまで各学部の上に煙突状につながった個別の研究科をまとめ、分野を融合し、人材育成、研究推進を進めていく。コンパクトさを逆に強みとした」と述べた。
 12月8日に入学試験の実施を予定している。募集要項は作成中で、詳細は宇都宮大のホームページに掲載する。
 同大では、工学部も分野融合の必要性から、来年4月に現在の4学科から基盤工学科の1学科に再編統合することを発表している。(楠城泰介)