大和路を歩く会 37年の記録集刊行

 

 万葉の大和路を歩く会(富田敏子代表、事務局・奈良市)が、昭和56年から今年3月までの37年にわたり、471回開催した万葉ウオークを振り返る記録集「風のまにまに-歩く後から万葉の道」(A5判、65ページ)を刊行した。

 実施日と天候、コース、講師、参加者数を1年ごとに記載し、運営にあたった富田代表が感想や思い出をつづっている。

 発足2年目の昭和57年には、600人を超える参加者を集めたウオークもあり「実施前の下見は毎回恒例にしているが、『紀へゆく道巨勢・まつち山』では道作り、草刈りでスタッフが何度も道に迷い…」と、準備の苦労が語られている。

 万葉学者、犬養孝さんの業績を顕彰する犬養万葉記念館(明日香村)で、平成18年に写真展を開催したことや、会の講師も務めた犬養さんの思い出も随所に登場する。

 また、同会が主催したウオークと宿泊旅行の全コースを詳細に紹介しているほか、講師や運営を支えたスタッフの写真も添えられ、表紙には阿(あ)吽(うん)寺(御所市)のツバキの写真を使用。巻末にはラストウオークに関連した新聞記事も載せられている。

 1冊600円(送料込み)。希望者は万葉の大和路を歩く会((電)0742・44・0373)へ。