埼玉・吉見の新ごみ処理施設建設 差し止め求め住民ら提訴 

 

 吉見町や東松山市、滑川町など9市町村で構成する一部事務組合「埼玉中部資源循環組合」(管理者・宮崎善雄吉見町長)が吉見町大串地区にあるごみ焼却場の隣接地に計画している新しいごみ処理施設の建設差し止めを求め、吉見町の住民らが6日、さいたま地裁熊谷支部に提訴した。

 訴状などによると、現在のごみ焼却場を建設した鴻巣市と北本市、吉見町の一部事務組合「埼玉中部環境保全組合」と、建設に反対した住民側は昭和61年2月、「今後は大串地区などでごみ処理施設の新・増設をしない」ことを条件に、当時の浦和地裁熊谷支部で和解した。

 住民側は埼玉中部資源循環組合の構成自治体に鴻巣、北本両市が加わらず、名称も環境保全組合と異なるが、ともに吉見町長が管理者で、設立の経緯などから大串地区に新ごみ処理施設を建設することは和解条項に反する-などとして建設の差し止めを求めている。

 埼玉中部資源循環組合は「訴状を確認していないので、具体的なコメントは差し控えたい」としている。