ふるさと納税の返礼品に墓地清掃サービス 大田原市、今月にも - 産経ニュース

ふるさと納税の返礼品に墓地清掃サービス 大田原市、今月にも

 大田原市がふるさと納税の返礼品として墓地清掃サービスの追加を決めたことが6日分かった。早ければ、今月から導入する。津久井富雄市長が6日の市議会で明らかにした。仕事などの事情で帰省できない地元出身者らに代わって実家などのお墓を掃除する。県内では、さくら市が実施している。
 同市では、ふるさと納税の受入件数、受入額ともに2年連続で減少しており、返礼品の充実を図る。墓地清掃は同市社会福祉協議会が実施。同協議会は今年4月、就労支援の一環で墓地清掃サービスを導入しており、ふるさと納税の返礼品の一つとして墓地清掃を加える。
 同市のふるさと納税は市外からの寄付に対し、謝礼品と交換できるポイント制を導入。ポイント制では寄付1万円で1万ポイント、100万円以上で最大100万ポイントを付与。カタログからポイントに応じて返礼品と交換する仕組みとなっている。
 津久井市長は6日の市議会一般質問で「多くの経費をかけた自治体に寄付が集まる傾向が(同市の)ふるさと納税が減少した要因の一つ」と分析、「市社会福祉協議会の墓地清掃サービス事業を返礼品として取り扱う予定であり、今後も魅力ある返礼品をそろえ、ふるさと納税のさらなる有効活用を図っていきたい」と述べた。(伊沢利幸)