防衛省の演習場調査を容認 地上イージス配備で萩市長

 

 地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備候補地の陸上自衛隊むつみ演習場がある山口県萩市の藤道健二市長は、配備決定の前提となる防衛省による演習場の地質などの調査を容認する意向を示した。

 4日に開会した市議会本会議の市長報告で「周辺環境への影響の有無を住民に具体的に説明するためにも必要で、やむを得ない」と述べた。

 不安を持つ住民に対応するため、防衛省職員の市への常駐や、調査前に演習場で説明会を開くことを防衛省に近く要請することも表明した。

 イージス・アショアの配備自体を容認するかについて藤道氏は本会議後、記者団に「調査結果や市民の意見を踏まえて総合的に判断する」と述べた。

 防衛省は、イージス・アショア本体や関連施設を配置できるかを検討するため、地形や地盤強度のほかレーダーの電磁波が周辺環境に与える影響も調べる。調査業者を選定する一般競争入札を9月12日に予定している。

 むつみ演習場の一部がまたがる山口県阿武町の花田憲彦町長も調査を認める意向を示している。