【アナウンサーコラムVOICE】小川功二「好きと嫌いは紙一重」 - 産経ニュース

【アナウンサーコラムVOICE】小川功二「好きと嫌いは紙一重」

 9月に入り、少しずつではありますが、季節は秋へと向かっている気配を感じます。スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋とさまざまな秋の楽しみ方がある中で、やはり“食欲の秋”を思いっ切り満喫したいものです。
 実は今でこそ好き嫌いが少なくなってきましたが、子供のころは極端な“食わず嫌い”でした。漬物や煮魚をはじめ、パプリカといった色の濃い野菜など、嫌いな食べ物がとにかく多く、いつも親を困らせていました。それでも20代になり、お酒を飲み始めたころからは、不思議と好き嫌いが解消されていきました。
 「食べ物の好き嫌いが多い人には人間の好き嫌いも多い」と聞いたことがあります。言われてみれば、大人になって人生経験を積むうえで、対人だけでなく食べ物に関しても“許容範囲”が広がったと、納得できるところがあります。
 昔は苦手でしたが、今では毎日でも向き合えるほど大好きになったサンマ。毎年、秋の再会が楽しみな“食卓の相棒”です。