ニューピオーネ甘さ太鼓判 島根・邑南町のブドウ園で出荷始まる

 

 秋の味覚・ニューピオーネの収穫が4日、島根県邑南町の「はらやま農園ハウス」で始まった。作業場では選果作業が行われ、さっそく全国に向けて初出荷された。この作業は今月いっぱい続く。

 標高300メートル付近にある同農園では、昼夜の寒暖差が大きい自然環境のため、色づきが良く糖度の高いブドウが生産されている。この日は、ハウス内でたわわに実ったニューピオーネ約140キロ分を収穫した。

 作業場では、スタッフたちが持ち込まれたブドウを1房ずつ手に取って、筆を使ってごみを除去したり、形の悪い粒を取り除いたりして形を調整。同農園では糖度18度以上のものしか出荷していないが、スタッフは「猛暑の今夏は特においしく仕上がっており、どれも20度以上の甘さ」と太鼓判を押していた。

 今シーズンは延べ62アールでニューピオーネを栽培し、約8トンの収穫を見込んでいる。農薬や化学肥料の使用量を、通常の50%以下に抑えて生産し、島根県推奨の「エコロジー農産物」として販売。全国から注文が舞い込んでおり、今はそのための箱詰めの出荷作業が大忙し。今月中旬には、直売所も開設する。