少年少女国連大使の2人、新潟市長に海外派遣体験報告

 

 日本青年会議所の「少年少女国連大使」として今夏、スイスのジュネーブなどを訪問した新潟大教育学部付属新潟中2年、坂井こころさん(14)と新潟市立葛塚小5年、山田秀一さん(11)の2人が同市役所で篠田昭市長に現地での体験を報告した。

 国際貢献を担う次世代の人材を育てるため、同会議所は全国から募った約30人の児童や生徒を平成23年から毎年派遣している。

 2人は7月23日~8月1日の日程で現地に入り、ジュネーブの国連欧州本部で国際社会の課題をテーマに話し合い、フィリピンのマニラではごみであふれる街を歩いて衛生環境の深刻さを肌で感じた。山田さんは「家の床下にもごみが詰まり、水たまりは茶色に濁っていた」と振り返った。

 篠田市長は「経験を生かして活躍してほしい」と激励。自らの将来について坂井さんは「平等にかかわり合える社会が理想。どんな人にも同様に接する大人になりたい」と答えた。2人は今後、それぞれの学校で報告会や啓発活動に取り組む。山田さんは「問題の解決につながるようにどんどん発信したい」と話した。