検診画像再調査で新たに肺がん診断 杉並区、見落としか不明 - 産経ニュース

検診画像再調査で新たに肺がん診断 杉並区、見落としか不明

 杉並区の肺がん検診の胸部エックス線検査で肺がんを見落とし、40代の女性が死亡した問題で、同時期に検診を受けた人の画像を再調査したところ、70代の男性が新たに肺がんと診断されたことが分かった。検査に見落としがあったかどうかは不明だという。杉並区の田中良区長が3日、報道陣に明らかにした。
 区では問題を受け、平成26年9月以降に区の肺がん検診で「異常なし」とされた人の画像を再調査。44人に精密検査の必要があることが判明していた。
 区によると、男性はこのうちの一人で、胸部CTなどの精密検査を受け、8月22日、検診を受託したクリニック側から区に男性が肺がんであるとの報告があった。44人の精密検査はまだ終えていないという。
 田中区長は「見落としかどうかは、現段階で区の立場で断定できない。判断には一定の客観的な裏付けが必要。よく専門家の所見を聞き、必要性があれば判断を導かないといけない」と述べた。