漂着物をアートに 京丹後で展覧会 流木や漁網…20作品

 

 丹後地方に住むアーティストらによるグループ「丹後アート会議」の展覧会「メタモルフォーゼ×アート×漂着」が、京丹後市峰山町で開かれている。丹後半島の海岸に打ち寄せられた漂着物を活用して創作された作品20点が並び、来場者がアートを通じて環境問題を考える機会にもなっている。9日まで。

 メタモルフォーゼは変化、変身の意味のドイツ語。東村幸子さんの「眼タモルフォーゼ」は流木にたくさんの目を描き、漂着した漁網と組み合わせた作品。沖佐々木範幸さんの「貝殻時計-波音」は拾った貝殻に時計のムーブメントや針を付け、時計に仕上げた。また、溝渕真一郎さんの「on the beach」は海岸で拾った流木やハングルの書いてある缶、貝殻を箱に詰めて作品とした。

 同会議メンバーの池田修造さんは「丹後半島の海岸には韓国をはじめ周辺の国々からの物がたくさん漂着する。その現状をアートを通して伝えることができれば」と話している。

 会場は金刀比羅神社近くの空き店舗(旧田中家具)。最終日は流木に色を塗ってアクセサリーや置物を作ったり、小さな貝殻などを入れた万華鏡を作ったりするワークショップも開かれる。