神戸電鉄開業90周年 沿線史、車内で知って 三田市が計画、支援募る 

 

 神戸電鉄が今年で鉄道開業90周年になるのを記念し、開業当初から路線がある三田市は、神戸電鉄や沿線の歴史などをパネルで展示する「ミュージアムトレイン」の運行を計画している。車内の中吊り広告などを利用する予定で、市は3日、インターネットで寄付を募る「クラウドファンディング」を始めた。

 神戸電鉄は昭和3年に有馬口-三田間の営業を開始し、三田市民の足として長く利用されてきた。市まちのブランド創造課によると、市周辺の地域振興にも大きな役割を果たしたという。

 クラウドファンディングの目標金額は75万円で、支援金のコースは2千~9千円。10月1日まで募集しており、目標金額を達成すると、支援金額に合わせて特別貸し切り列車の乗車券やヘッドマークのミニチュアマグネットなどの返礼がもらえる。

 ミュージアムトレインは、4両編成の車両のうち3両の広告枠計96カ所を使い、神戸電鉄の歴史を紹介したパネルを展示する予定。11月1日にウッディタウン中央駅で出発式が行われ、12月25日まで運行される。

 同課は「神戸電鉄の創業者の三田市周辺の地域に対する思いや志を知ってほしい。沿線の人だけでなく、多くの地域の人に参加してもらえれば」としている。問い合わせは同課(電)079・559・5012。