豆乳生産、10年で2倍 健康志向で市場拡大 - 産経ニュース

豆乳生産、10年で2倍 健康志向で市場拡大

 健康志向の高まりを背景に大豆から作る豆乳の市場が拡大している。チョコミント風味などの豆乳飲料をパックごと凍らせてアイスにするといった、新しい食べ方も誕生し、生産量は10年間で2倍になった。九州の企業も新たな商品で、売り上げ拡大を目指す。
 日本豆乳協会によると、平成29年の豆乳生産量は前年比8・1%増の約33万9千キロリットルだった。21年から増加が続き、19年の2倍を超す水準だ。購買層も20代女性に広がっているという。
 人気の背景は健康食材としての認識だ。ビタミンB群を含み、肌を健康に保つのに良いとされる。大豆成分にコレステロールを下げる作用があるといわれる。
 同協会の重山俊彦会長は「最近は料理に使う人が増えている」と話した。シチューや茶わん蒸し、鍋、インスタントラーメンの風味の調整に使われるという。広報担当者によると、今春からはインターネットを通じて豆乳アイス作りが広まり、新たな需要を生み出している。
 メーカーも新分野の商品開発に力を注ぐ。ふくれん(福岡県朝倉市)は4月に「のむ豆乳ヨーグルト」を売り出したほか、キッコーマン飲料は、よもぎ餅風味の豆乳飲料を発売した。