エコなパンいかが 松蔭高生×北野のベーカリーが規格外の黄金芋活用 - 産経ニュース

エコなパンいかが 松蔭高生×北野のベーカリーが規格外の黄金芋活用

規格外の黄金芋を使ったパンを販売する松蔭高校の生徒ら=神戸市中央区
 環境保全活動に積極的に取り組む私立松蔭高校(神戸市灘区)の女子生徒とベーカリーショップ「ル・パン神戸北野」がコラボレーションし、規格外の黄金芋を有効活用したパンを商品化した。同市中央区の三宮センター街で30日、販売会が開かれ、多くの市民が食パンやクロワッサンなどを買い求めていた。
 この取り組みは、同校が「女子高生の力で環境問題を考える」をテーマに平成18年から毎年取り組む「ブルーアースプロジェクト」の一環。これまでに発展途上国への水支援や、間伐材を使った割りばし作りなどに挑戦してきた。
 今年のプロジェクトは、形や見た目が悪く廃棄処分されてしまう沖縄産黄金芋を活用したパン作りを企画。6月からル・パン神戸北野の支配人、高野義弘シェフ(45)の協力を得て、生徒が考案したパンを期間限定で商品化した。
 この日は、生徒約40人がセンター街の一角にブースを設け、黄金芋のペーストが練り込まれた食パンやスイートポテト、クロワッサンなどを販売。用意した計約80個がすぐに完売した。また、ブースでは間伐材を使った写真立てや使用済みペットボトルで作った風鈴なども展示し、資源の再利用の大切さなどを訴えた。
 プロジェクトリーダーを務める同校2年の大野里佳子(りかこ)さん(17)は「規格外野菜でもおいしいパンができる。パンを通し、資源の有効活用や環境問題について考えてもらえたら」と話していた。