静岡県や市町などが巨大地震想定し図上訓練 応援受け入れ態勢確認 - 産経ニュース

静岡県や市町などが巨大地震想定し図上訓練 応援受け入れ態勢確認

 9月1日の「防災の日」を前に県は30日、南海トラフ巨大地震の発生時の災害対策本部の運営を想定した図上訓練を実施した。9月2日に実施する県総合防災訓練の本部運営訓練として行われたもので、訓練には県や市町のほか、自衛隊や民間企業など33機関を加えた約5700人が参加。被害状況が見えてきた中で自衛隊や他県からの応援部隊を受け入れるための訓練などを本番さながらに実施した。
 訓練は「29日午前8時半ごろ、和歌山県南方沖の南海トラフ沿いでマグニチュード9・1の巨大地震が発生」という想定で実施。県庁の危機管理センターで川勝平太知事や県の各部長らが会議を開き、県中部・西部で震度7の激しい揺れが観測されたことや緊急輸送路となる主要道路の通行状況などを確認した。
 会議での報告を受け、応援部隊の派遣先などを検討し、約2時間後に再び開かれた会議で報告。広域物資輸送拠点の一つである愛鷹広域公園が使用できなくなった想定で、西濃運輸沼津トラックターミナルを選定するなど官民連携で受け入れ態勢を構築した。
 川勝知事は講評で「(応援部隊の)受援システムがきっちりできているかが今回の検証の目的。情報を的確に把握し、各部隊と協力して人命救助に全力を尽くすことが大切だ」と述べた。