九州・沖縄61社アンケート 景気「拡大」6割弱 - 産経ニュース

九州・沖縄61社アンケート 景気「拡大」6割弱

 共同通信社が実施した九州・沖縄の主要61社を対象にした景気アンケートによると、九州・沖縄の景気の現状を「拡大」「緩やかに拡大」と回答したのは計36社で、全体の6割弱となった。年末ごろの見通しに関しても30社が拡大傾向と回答した。
 一方、人手不足と「感じる」「やや感じる」と回答したのは計44社に達し、依然として幅広い業種で主要な経営課題となっている現状が浮き彫りになった。
 人手不足の解消に向けては、女性や高齢者の就業促進のほか、人工知能(AI)など先端技術の導入を挙げる企業が目立った。課題克服への取り組みが本格化すれば、九州・沖縄でも女性の経営層や管理職への登用やAIの活用などが一気に加速する可能性がある。
 景気の現状については、「拡大」が2社、「緩やかに拡大」が34社、「横ばい」が25社だった。
 年末ごろの景気は2社が「拡大」、28社が「緩やかに拡大」と答えた。「横ばい」は28社で、「緩やかに後退」と「後退」はそれぞれ1社だった。複数回答で聞いた理由では、「設備投資の回復」が20社と最多だった。
 九州では、今年6月中旬までに九州電力の川内原発(鹿児島県)と玄海原発(佐賀県)の計4基が再稼働した。稼働原発の増加に関しては24社が「評価する」と答えた。電力の安定供給などが主な理由。「評価しない」は3社、「どちらとも言えない」は18社だった。