閉園のスペースワールド、実物大シャトル解体へ

 
解体される見通しとなったスペースシャトルの実物大模型=平成29年12月

 北九州市の北橋健治市長は30日の記者会見で、昨年末に閉園したテーマパーク「スペースワールド」(同市八幡東区)跡地に残る高さ約60メートルのスペースシャトル模型について、市による保存を断念したと明らかにした。平成2年の開園以来のシンボルとして、保存を求める声もあったが、解体される見通しになった。

 北橋氏は「補修などをするには10億円以上の費用を要する。やむを得ない」と説明した。

 模型は「ディスカバリー号」の実物大で、同園が閉園前に10億円で譲渡するとしたが希望者は現れなかった。

 市によると、跡地の開発事業者に決まっているイオンモールは更地での土地引き渡しを求めている。土地を所有する新日鉄住金はスペースシャトル模型を解体、撤去する意向という。