若年者ものづくり競技大会・自動車整備、京都府立田辺高3年の伊藤さん金賞 - 産経ニュース

若年者ものづくり競技大会・自動車整備、京都府立田辺高3年の伊藤さん金賞

 ■技能五輪出場決める
 石川県で今月1~2日に開かれた第13回若年者ものづくり競技大会の自動車整備部門で、京田辺市の府立田辺高校自動車科3年、伊藤聖真さん(18)が全国1位となる金賞に輝いた。11月に沖縄県で開催される「おきなわ技能五輪」への出場も決まり、「上位進出を狙いたい」と意欲を示した。
 若年者ものづくり競技大会は厚生労働省と中央職業能力開発協会が主催し、20歳以下の未就業者が技術力を競う大会。自動車整備やメカトロニクス、グラフィックデザインなどの部門がある。
 伊藤さんは昨年6月の近畿地区予選を勝ち抜いた。自動車整備はエンジンの分解点検や故障診断、ブレーキの点検整備など6項目の課題をそれぞれ35分の時間内で争う。担当の今河慶則教諭(36)によると、迅速で確実な作業や故障箇所を見つける判断力などが問われるという。
 エンジンの分解点検やブレーキ点検整備は「ほぼ完璧にこなせた」という伊藤さん。サスペンション・ステアリング点検整備では「交換部品が多く時間に追われ、難しかった」といい、「まさか自分が金賞とは思わなかった」と振り返った。
 子供のころから自動車好きという伊藤さんは自動車科がある地元の田辺高校に進学。部活動の自動車部で6月まで部長を務め、7月以降は大会を想定した練習を励んだという。
 11月の技能五輪はプロの整備士も参加する大会で、「自分より技術力の高い人たちと互角に戦えるようレベルを高めたい」と強調。卒業後は府内のメーカーへの就職を希望しており、「将来は精密機械をつくる技術者になりたい」と夢を語った。