九州FG、さらなる「再編」に含み ふくおかFG・十八銀、公取委の統合計画承認で - 産経ニュース

九州FG、さらなる「再編」に含み ふくおかFG・十八銀、公取委の統合計画承認で

 鹿児島銀行と肥後銀行を傘下に持つ九州フィナンシャルグループ(FG)の上村基宏社長(鹿児島銀行頭取)は29日、ふくおかFGと長崎県地盤の十八銀行の統合計画を、公正取引委員会が認めたことについて「金融業界にとって歓迎すべきこと」と評価した。九州FGとしても「(再編は)タイミングの問題」とし、さらなる再編に踏み切る可能性に含みを持たせた。
 鹿児島市での記者会見で上村氏は「再編や合併を前向きに進めることができる」と公取委の判断を支持。今後の再編に関しては「社会情勢を踏まえ、考えていかないといけない」と将来的な課題との認識を示した一方、10月で発足3年を迎える九州FGの基盤固めを優先するとした。
 今回の承認が、他の金融機関への貸出債権移し替えを条件としたことについては「他に方法はなかったとはいえ、顧客には迷惑な話。顧客不在はあってはならず、しっかりフォローすることが大事だ」とくぎを刺した。