ヤフーと大阪府、防災アプリ新機能を共同開発 9月5日、巨大地震想定訓練で活用

 

 府とインターネット検索大手「ヤフー」は28日、スマートフォン向けの防災通知アプリの新機能「訓練モード」を全国で初めて共同開発したと発表した。南海トラフ巨大地震を想定した9月5日の「大阪880万人訓練」で活用される。

 ヤフーと府は平成26年に災害時の情報提供に関する協定を締結。これまで「Yahoo!防災速報」のアプリなどを通じて、緊急地震速報や避難所の開設といった災害情報を発信してきた。

 今回開発した「訓練モード」は、災害時の知識を深め、避難行動に結びつけることが目的。自宅やオフィス、スーパーなど、それぞれの場所で被災した場合の動き方を学んだり、災害ごとに周辺の避難所を検索したりすることができる。

 訓練モードは28日から9月10日まで、アプリ内で居住地や職場など府内の市区町村を登録するか、位置情報で現在地が府内の人に向けて公開。事前に訓練が行われることを通知するほか、当日も訓練の時間に合わせて避難場所などの確認を呼びかける。

 府災害対策課の酒井伸一郎課長は「今後どういう災害があっても正しい行動が取れるようアプリを活用し、訓練に参加してほしい」と話した。