旧宮崎カーフェリー負債89億円で特別清算 - 産経ニュース

旧宮崎カーフェリー負債89億円で特別清算

 官民出資の新会社として発足した「宮崎カーフェリー」(宮崎市)に事業を移した「福岡マゼラン」(福岡市)と関連会社「福岡セラーン」(同)が福岡地裁から特別清算の開始決定を受けたことが28日、分かった。決定は15日付。東京商工リサーチによると、平成29年3月期末時点の負債総額は89億円だった。
 福岡マゼランは「宮崎カーフェリー」の商号で宮崎-大阪など2航路を運航。26年10月からは宮崎-神戸を運航していた。
 新船の建造資金調達のめどがつかず、今年2月の株主総会で解散を決議していた。福岡セラーンは「宮崎船舶」の商号で船2隻を所有し、リースしていた関連会社。両社とも解散決議に伴い現社名に変更している。
 現在の宮崎カーフェリーは神戸航路を存続させるため、負債を福岡マゼランに残した上で事業分割を受け、3月1日に宮崎県や宮崎市、地元企業などによる官民出資の新会社として発足した。