演対協、日英訓練実施を了承 来月、防衛省と確認書 - 産経ニュース

演対協、日英訓練実施を了承 来月、防衛省と確認書

 北富士演習場で9月30日から予定されている陸上自衛隊と英陸軍の共同訓練について、北富士演習場対策協議会(演対協)は27日、甲府市内で理事会を開き、「今回1度限り」を前提に確認書を交わした上で、受け入れることを了承した。
 確認書案では、訓練は実弾を使わず、住民の安全確保に万全を期すことなどを盛り込んだ。会合には後藤斎知事、堀内茂富士吉田市長ら地元3市村長などが出席。訓練実施に特に異論は出なかった。後藤知事らのが確認書に署名後、9月中旬に防衛省と合意する。
 演対協の中村正則会長は理事会後、報道陣に「今後、国際情勢がどうなるかわからないが、1回限りの訓練ということで地元は受け入れた。安全を遵守(じゅんしゅ)して訓練してほしい」と話した。
 防衛省によると、基地の使用協定に盛り込まれていない米国以外の国との共同訓練は現時点では今回の訓練に限ると県側に8月9日に説明したという。
 訓練期間は9月30日~10月14日で、北富士演習場の使用は前半1週間程度。陸自から60人、英陸軍から40~50人が参加。日英の連携強化のほか、目標に対する偵察、監視や指揮所への情報伝達など陸自の「統合火力誘導」の技量を高める目的で行うとしている。