壬生自動車学校でドローン実技 活用見据えスクール開講 栃木

 

 壬生自動車学校(壬生町安塚)に9月3日、小型無人機(ドローン)の実技や関連知識を教える「とちぎドローンスクール」が開講される。ドローン操縦方法を教える自動車学校は全国的に増えている。同校関係者は、今後拡大していくドローンの活用を見据え、技能教習の実績が生かせると意気込む。(松沢真美)

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 同スクールは、ドローン運航のガイドラインを策定している日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の「認定スクール」として開設。JUIDA作成の教育カリキュラムに沿って指導し、同コースを修了することで「無人航空機操縦士」「安全運航管理者」の証明書の取得が申請できる。県内では、宇都宮、小山、那須塩原の各市にJUIDA認定スクールが開設されている。

 講習は1期8人定員で、月に4回開講。ドローンの歴史や、航空法などの関連法律、気象や安全管理などの知識を学ぶほか、実際にドローンを使って町内の体育館や同校で実習する。実技と筆記試験も実施し、合格者はJUIDAに申請して証明書を取得する。受講料24万円(税別)。1期生は町内外から6人が受講を予定している。

 ドローンは災害対策や映像撮影、測量などで活用が進んでいるが、急速な普及に対し、資格制度が未整備などの課題がある。同校は今年6月に設立された全国の自動車教習所で組織する「全国自動車学校ドローンコンソーシアム(ジドコン)」のメンバーでもあり、教習所の利点を生かして、操縦ルールや知識、技能の教育を図る。

 同校の菅井真明常務は「ドローンに関する態勢づくりは日進月歩。高い技術力の指導員、操縦者を育成したい。今後は災害時の対応はもちろん、教育面でも活用していければ」と意欲的だ。機体の販売や最新事例などの情報も発信し、教習だけでなく「ドローンの相談所」として対応していく意向だ。

 2~4期生の講習は10~12月に実施。問い合わせは同校(電)0282・86・3115。