地上イージス 秋田知事、容認の姿勢 保安距離確保が条件 - 産経ニュース

地上イージス 秋田知事、容認の姿勢 保安距離確保が条件

イージス・アショア配備について防衛省側の説明を聞く佐竹敬久知事(中央)=27日、秋田県庁
 地上配備型の弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の配備で、陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)が候補地となっていることをめぐり27日、防衛省幹部が県庁を訪れ、佐竹敬久知事に説明した。佐竹知事はイージス本体から住宅地までの間の「保安距離は最低でも700~800メートル」などの条件が整えば、受け入れを容認する姿勢を示した。
 説明に訪れた防衛省の深沢雅貴審議官は、同省の平成31年度予算の概算要求に国内に配備予定のイージス本体2基の取得費など、約2352億円を盛り込む方針を明らかにした。延期されていた新屋演習場の地質・測量調査の改札日は9月12日とし、電波環境調査の改札も同日に行う。調査の結果、新屋が適当ではないとの結論になれば「配備候補地を見直す」としている。
 佐竹知事は「保安距離を十分に取る、万が一の場合に住民に被害を及ぼさないようにする、の2点を踏まえないと前に進めない」と強調。ただ、保安距離を確保するため、演習場付近の県有地などを政府が買収する意向があるなら、「秋田市の判断や地域住民の声をもとに、『それなら進めよう』となる」と、今後の検討次第では、配備を条件付きで容認する姿勢を示した。