第36回北関東乗馬大会 杉江選手が最優秀賞 小・中障害で満点 栃木 - 産経ニュース

第36回北関東乗馬大会 杉江選手が最優秀賞 小・中障害で満点 栃木

愛馬トニーに騎乗し障害物を飛び越える杉江伯空=26日、日光市所野の日光乗馬クラブ(根本和哉撮影)
 北関東の乗馬愛好者らが技を競う「第36回北関東乗馬大会」が26日、栃木県日光市所野の日光乗馬クラブで開かれた。暑さが続く青空の下、選手らが技を披露、日頃の練習の成果を発揮した。最優秀選手賞は上三川ホースパーク(HP)の杉江伯空(はく)選手(13)が受賞した。
 今大会は、真岡市のライディングクラブジョバール(RCJ)や宇都宮大馬術部(宇大RC)、茨城県かすみがうら市の筑波スカイラインスティーブル(筑波SS)など県内外から7チームが参加。馬の動き、騎手の姿勢などの美しさを競う馬場馬術、障害物を飛び越える障害飛越、決められたコースを走るタイムを競うジムカーナなど計7部門が行われた。
 杉江選手は少年の部の小障害と中障害の2つに出場、普段から練習をともにしている愛馬「トニー」に騎乗し、双方とも満点を獲得し、優勝。最優秀選手賞を手にした。
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 杉江選手以外の特別表彰選手は次の通り。(敬称略)
 優秀選手賞=谷中真由美(小山RC)▽殊勲賞=八田幸乃(筑波SS)▽敢闘賞=磯本英樹(RCJ)▽技能賞=清水功章(のりあき)(小山RC)▽審判長賞=桜井篤(RCJ)
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 ■「今年こそ」 こつこつ努力実る
 競技を終え、2つの金メダルと最優秀選手賞のトロフィーを手にした中学2年の杉江伯空は「うれしい。昨年は敢闘賞だったので、今年こそはという思いがあった」と表情を緩ませた。
 小学5年から乗馬を始めた。テレビなどで見る乗馬の様子に興味を持ち、自分も大きな馬に乗ってみたいと思うようになった。自宅のある真岡市からほど近い上三川HPの存在を知り、門をたたいた。
 杉江は「クラブや人によっていろいろな乗り方があるのが面白い。自分は姿勢を起こすことを大切にしている」と乗馬への思いを語った。指導する上三川HP理事長、篠崎宏司さん(77)は「小学生のときからこつこつと頑張っていた成果が現れたと思う。精神的にも強くなり、大会の成績も伸びている」と今後の活躍にも期待を寄せる。
 「馬術部のある高校へ行き、いろいろな馬を乗りこなせるようになりたい」。2年後には東京五輪、4年後には県内開催の「いちご一会とちぎ国体」がある。大舞台での活躍を目標に、さらなる成長を続ける。(根本和哉)