違法時間外労働45・1% 昨年度 4事業場が月200時間超え 栃木 - 産経ニュース

違法時間外労働45・1% 昨年度 4事業場が月200時間超え 栃木

 平成29年度に栃木労働局が長時間労働の疑われる事業場を監督指導した結果、労働基準関係法令違反が275事業場(全体の68・9%)あったことが分かった。違法な時間外労働があったのは180事業場(45・1%)で、うち、4事業場で月200時間を超えていた。
 同労働局は長時間労働が疑われる399事業場を監督指導。主な違反は、違法な時間外労働180事業場▽賃金不払残業28事業場▽過重労働による健康障害防止措置の未実施50事業場-などだった。
 違法な時間外労働のうち、時間外、休日労働が最も長い労働者の時間数が月80時間を超えるのは148事業場で、うち、100時間超え94事業場▽150時間超え17事業場-だった。
 法令違反の業種別では、製造業が最多の80事業場(違反割合75・5%)。運輸交通業71事業場(83・5%)▽商業27事業場(49・1%)、接客娯楽業27事業場(69・2%)▽建設業20事業場(66・7%)▽教育・研究業8事業場(53・3%)-などとなった。
 健康障害防止にかかわる指導状況では、過重労働による措置が不十分で指導したのが303事業場に上った。うち、時間外・休日労働を月80時間以内に削減するように指導したのは213事業場だった。労働時間の把握方法が不適正で指導したのは51事業場あった。