「高校観光選手権大会」海外部門で市立福山の2人優勝 広島

 

 観光プランのアイデアを競う「全国高校観光選手権大会」の海外部門で、福山市立福山高校の曽祢メラティーさん(16)と妹尾寧々さん(16)の2年生2人が提案したプランがグランプリを獲得した。同校からのエントリーは今回が初めてで、応募した2組のうち、曽祢さんと妹尾さんが決勝大会に進んだ。

 海外旅行に出かける日本人向けの海外部門と、訪日する外国人観光客向けの訪日部門があり、書類審査による予選を勝ち抜いた11校が、23日に神戸市で開かれた決勝大会に出場。各校が工夫を凝らしたアイデアを10分ずつプレゼンテーションし、予想される満足度や経済効果などの観点から審査を受けた。

 曽祢さんと妹尾さんは、広島県から米国・ハワイに移民した曽祢さんの曾々祖父の足跡をたどるツアーを提唱。ハワイ移民150年を記念する今年の大会テーマにストレートに取り組んだ研究内容や、審査員の気持ちを動かす語り口などが評価された。

 指導した新宮正一教諭は「当時の社会状況だけでなく、現在の国際情勢などにもつながる研究」と指摘。曽祢さんは「ひいひいおじいちゃんがたどった道を追体験することで、郷土の歴史や世界との関係などさまざまなことを学べた」と話した。

 大会は平成21年から毎年開かれており、今回で10回目。訪日部門では、愛媛県四国中央市の県立土居高が優勝した。