元や清時代の美術品ズラリ 須坂・田中本家博物館

 

 須坂市の田中本家博物館で、元や清時代の中国美術品を集めた特別展示が行われている。展示品は全て、同館に保存されていたもので、約60点に及ぶ。

 会場には、真珠色に輝く高卓(清時代)や、刀で文様を浮彫状に表した重箱(明時代)など貴重な美術品が展示されている。江戸時代に田中家が購入したという。

 同館の田中宏和前館長は「こうした美術品の価値が分かるご家老が当時、いたのだろう。須坂の殿様文化の高さを知ってほしい」と話している。

 展示は、日中友好平和条約締結40周年の記念事業として企画された。9月9日まで。館内では、夏の着物を紹介するコーナーもある。

 開館時間は午前9時半から午後5時。27日までは無休で、以降は火曜休館。入館料は大人800円、中・高生350円、小学生250円。問い合わせは同博物館(電)026・248・8008。