長野のヘルパンギーナ患者大幅減 風疹は今年県内で初確認

 

 県内で大流行していたウイルス性感染症で夏風邪の一種「ヘルパンギーナ」の患者数が大きく減少していることが、県健康福祉部が取りまとめた感染症情報で分かった。1医療機関当たりの患者数は、国の警報レベル(基準値6人)を下回っている。ただ同部は、夏休みが明ければ再び、感染の機会が増える可能性が高いとみて、注意喚起している。

 最新週(13~19日)の感染症情報によると、1医療機関当たりの患者数は、前週(6~12日)より4・89人少ない3・85人となった。同部は、ヘルパンギーナは、乳幼児がかかりやすいと指摘した上で、夏休みのため保育施設が休みに入ったことや、休診する医療機関が多く、患者数の減少つながったとみている。

 ただ、今後、患者数の増加が予想されるとして、手洗いの徹底やタオルの共有を避けるなど、予防策の徹底を促している。

 一方、妊娠初期の女性が感染すると、乳幼児に障害が起きるとされる風疹の患者1人が、県内では今年初めて、諏訪保健所管内で確認された。風疹は、関東地方で流行しており、この患者は関東在住で、帰省した際に発症したという。同部は、周囲の親族の調査を継続し、感染の可能性を見極めている。