JR新鳥栖駅に「ストリートピアノ」 オランダとの交流強化 - 産経ニュース

JR新鳥栖駅に「ストリートピアノ」 オランダとの交流強化

JR新鳥栖駅に設置されたピアノを演奏する小島千優凜さん
 佐賀県鳥栖市のJR新鳥栖駅の構内に、誰でも自由に弾くことができるピアノが設置された。佐賀県が交流強化を目指すオランダで最近、駅など公共の場に置かれ話題の「ストリートピアノ」にちなみ企画した。同県は2020年東京五輪・パラリンピックで、オランダのホストタウンに登録されている。
 ピアノは市民が寄贈した。駅でのオープニングイベントでは、構内に設置されたアップライトピアノを、福岡や佐賀で活動するアーティストなどが演奏。主催した佐賀県によると、200人以上が聞き入った。鳥栖市立香楠中1年の小島千優凜(ちゆり)さん(12)の伴奏で、地元合唱団は井上陽水さんの「少年時代」などを歌った。小島さんは「緊張したけど楽しかった。駅にピアノがあるって、いいですね」と笑顔だった。
 ピアノは本年度末まで置かれ、好評であれば延期も検討するという。
 オランダ文化がもたらされた旧長崎街道沿いの小城駅(小城市)にも9月8日に設置される。
 幕末に佐賀藩は、オランダの技術書を参考に日本初の実用反射炉を完成させるなどした。佐賀県は明治維新150年に際し、技術や文化面で大きな影響を受けてきた同国との文化交流に力を入れている。