東京学び世代間交流 首都大に高齢者向け講座 - 産経ニュース

東京学び世代間交流 首都大に高齢者向け講座

 首都大学東京が来年4月に開講する高齢者向け講座「首都大学東京(TMU)プレミアム・カレッジ」の準備が進んでいる。東京の街を教材に学び、世代を超えた交流を促すことで高齢者の生きがいを見つけてもらうのが狙いで、10月には、南大沢キャンパス(八王子市)でPRのため、記念シンポジウムを企画している。
 都によると、都内の65歳以上の人口は平成29年9月時点で305万人を超え、全体の約23%。国連は21%を超えると「超高齢社会」と定義づけている。さらに、37年以降、東京でも人口減少と超高齢社会が加速度的に進むといわれる。
 同大学に開講するプレミアム・カレッジは、会社勤めや育児など多くの経験を積んだ50歳以上を「プレミアム世代」と位置づけて入学者を募集し、「首都・東京をフィールドに学ぶ」をテーマに、専門性の高い科目と教養科目を用意する。1年間で週3、4日程度の通学を想定している。
 東京の歴史や文化、都市課題などを課題に、全員がゼミナールに参加して修了論文も執筆する。学びの成果は東京の発展や課題解決、魅力の発信などで還元が期待されるという。
 キャンパス内に、課題をこなしたり談話したりできるプレミアム・カレッジの学生専用ラウンジを整備する一方、現役学生と交流する機会も重視する。小池百合子知事も「人生100年時代、より豊かに活力あふれるものにしてほしい」とエールを送っている。
 募集要項の公表は10月。同月21日の記念シンポのほか、11月には模擬授業やキャンパスツアーも予定している。