エコな電力3万世帯分供給 大月のバイオマス発電所完成 - 産経ニュース

エコな電力3万世帯分供給 大月のバイオマス発電所完成

 大手ゼネコンの大林組が大月市笹子町白野に建設していた県内最大のバイオマス発電所が21日、完成した。発電量は約3万世帯に供給できる1万4500キロワット。試運転を経て、11月から本格稼働する。
 開所式で後藤斎知事は「エネルギーの安定供給に寄与し、雇用確保や県内経済の発展に貢献するものと期待する」とあいさつした。
 発電所は敷地面積約2万平方メートルで、延べ床面積1218平方メートル。事務・発電棟は鉄骨造り2階建て。投資額は約100億円。
 県内や隣県の間伐材や剪定(せんてい)材を加工した木質チップを燃やし、発生する蒸気でタービンを回して発電し、東京電力パワーグリッドに売電する。
 木質チップは、成長過程で二酸化炭素(CO2)を吸収する木材が原料で、地球温暖化防止に役立つとされる。また、間伐材の利用促進で、森林保全や林業再生、雇用創出などが期待される。