一足早い秋…広島・世羅でワイン仕込み

 

 世羅町の「せらワイナリー」で21日、ワインの仕込み作業が始まった。11月初めまで8品種のブドウ計約90トンを、それぞれの収穫時期に合わせ仕込んでいく。すべて商品化されれば、720ミリリットル瓶で約9万本のワインができあがる計算。今年の“ヌーボー(新酒)”は11月初めから販売される。

 ワイナリーの醸造用ブドウは、25戸の園芸農家が9ヘクタールで生産。本格的に仕込みが始まるのはブドウが完熟する9月からだが、熟す前の実を使って“通好み”の辛口ワインなどを研究するため、一昨年から早摘みブドウの仕込みを始めた。

 この日は、白ワイン用の「ハニービーナス」約6トンから搾られた果汁が醸造タンクに送り込まれた。

 今年は猛暑のため例年より糖度が高いが、ワインの仕込みにはそれほど影響しないという。

 ハニービーナスの後は、サンセミヨン▽シャルドネ▽セミヨン-と白ワインの仕込みが続き、それが終わると、メルロー▽マスカットベリーA▽ヤマソービニオン▽カベルネソービニヨン-の赤ワインが仕込まれる。