【夏の甲子園】見せた「粘りの日大三」 - 産経ニュース

【夏の甲子園】見せた「粘りの日大三」

 第100回全国高校野球選手権大会第15日の20日、西東京代表の日大三は準決勝第1試合で金足農(秋田)と対戦し、1-2で惜敗した。何度も得点圏に走者を進めながら、あと1本が出ずに苦しんだ。2点を追う八回には1点を返したものの及ばず涙をのんだ。7年ぶりの決勝には届かなかったが、ここまで粘り強く戦い抜いた日大三ナインに、スタンドから惜しみない拍手が送られた。
 初回と五回に1点ずつ失った日大三。二、四、五回と再三にわたって得点圏に走者を進めるが、金足農のエース吉田を攻略できない苦しい展開に。
 「お前が打たなきゃ誰が打つんだ」。八回、主将の日置にそう送り出された1番金子が右前安打で出塁すると、チームは勢いに乗る。2死一、三塁の場面で「みんなが作ってくれた好機。1本出してチームに貢献したい」と意気込み、打席に立った4番大塚。直球を左前にはじき返して1点を奪った。終盤に強い打線に期待がかかったが、反撃はここまでだった。
 今大会の全試合に登板し、この日もリリーフで3回3分の2を投げ、1失点の河村は「五回の1点がなければ違う試合になった。粘れなかったのは自分の弱さ」と悔やんだ。(上村茉由)
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 ▽準決勝
 金足農100 010 000-2
 日大三000 000 010-1
 (金)吉田-菊地亮
 (日)広沢、河村、井上-佐藤英
 ▽二塁打=菊地亮(金)、高木(日)