最寄り駅分かりやすく 長崎の路面電車停留場 - 産経ニュース

最寄り駅分かりやすく 長崎の路面電車停留場

「平和公園」に名称が変更された路面電車の停留場
 平和公園や中華街への最寄り停車場を分かりやすくします-。長崎市の路面電車を運行する長崎電気軌道が、観光の足としても人気が高い路面電車の停留場名称を一部変更した。観光地などと停留場名を一致させ、初めての人にも乗りやすくした。
 長崎市によると、市内を訪れる観光客数は伸び続け、昨年は過去最多の約700万人となった。一方、停留場の名称が近くの観光地と一致せず、長崎電気軌道には「どこで降りれば良いのか」と観光客からの問い合わせが、寄せられていた。既に取り壊された施設の名称が残ったままの停留場もあり、同社は見直しに踏み切った。
 今月1日に名称を変更したのは、全39カ所のうち13カ所。平和祈念像や長崎原爆資料館の最寄り停留場名は、それぞれ「松山町」「浜口町」から「平和公園」「原爆資料館」へと切り替わった。「賑橋」は「めがね橋」となった。
 長崎電気軌道は営業開始から100年以上の歴史を持ち、大正や昭和初期から続く停留場名もある。市民からは「昔懐かしい名称が変わるのはさみしい」との意見もある。同社の担当者は「新しい名称が認められるようにアピールしていきたい。観光の際にはぜひ利用してほしい」と話した。