夏休み、SNSや深夜徘徊警戒 子供の犯罪被害防げ 茨城県警

 

 昨年1年間に会員制交流サイト(SNS)を通じて児童ポルノや児童買春などの被害にあった18歳未満の子供は全国で1813人に上り、過去最多を記録した。県警は子供たちを取り巻く環境の変化を重くみており、自由な時間が増える夏休み中に犯罪に巻き込まれないよう、SNS利用や深夜徘徊(はいかい)に注意を払っている。

 県警少年サポートセンター水戸の担当者らは、街頭で子供たちに声をかけて回っている。「街頭での声かけは、子供たちが犯罪に巻き込まれたり、犯罪に走ったりすることを防ぐためだ」と同センターの担当者は語る。

 また、同センターはSNS上に怪しい書き込みがないか、サイバーパトロールで目を光らせており、街頭とネット空間の両方から子供たちを見守っている。同センターの担当者は「ツイッターなどのSNSは決して悪いものではない。親子で使い方を正しく理解して利用してほしい」と呼びかける。

 県警によると、昨年8月の県内の補導件数は年間で最も多い1393件だった。県警少年課の担当者は「補導件数が増える夏休みは、子供が事件に巻き込まれる可能性が高い」と指摘する。その上で「夜間は子供を連れ出しやすく、犯罪に巻き込まれやすいので、夜間の外出には十分注意してほしい」と注意を促している。(永井大輔)