山口・徳山高が初優勝 第21回「俳句甲子園」

 

 高校生が5人一組で俳句の出来栄えや鑑賞力を競う第21回「俳句甲子園」で、山口県立徳山高が出場5年目で初優勝を果たした。徳山高主将の西村陽菜さん(18)は「全力を尽くせた」と笑顔で語った。

 決勝は、徳山高と開成高(東京)の顔合わせとなった。「清」を題に両校が5句ずつを詠み合った。「清流を示す歩荷(ぼっか)の腕太し」と徳山高が山登りで清流を案内する力強い歩荷の様子を表現した。

 「説明的過ぎる」と開成高が指摘すると、徳山高は「実感に基づいた句」と情景の説明を交え反論した。開成高は「峰雲や胸ポケットに清め塩」と詠み、生命力を感じさせる「峰雲」がこの句に最適かどうかで議論が巻き起こった。

 20都府県から地方大会を勝ち抜いた26チームと、応募して選ばれた6チームの計32チームが2日間対戦した。正岡子規ら多くの俳人を輩出した松山市で、平成10年から開催されている。