「喜劇の祖」曽我廼家五郎、岸和田に生誕地記念碑 没後70年、地元住民ら建立 - 産経ニュース

「喜劇の祖」曽我廼家五郎、岸和田に生誕地記念碑 没後70年、地元住民ら建立

 喜劇の祖といわれる曽我廼家五郎(そがのやごろう)(本名・和田久一、1877~1948年)の没後70年を記念し、五郎の出身地とされる岸和田市稲葉町で、地元住民らが生誕地記念碑を建立し、19日に除幕式を行った。
 地元住民らでつくる「曽我廼家五郎有志会」は、20年前から五郎の生い立ちなどを調査。同会によると、五郎は当時の堺県(現・岸和田市稲葉町)に生まれ、8歳のときに父の死をきっかけに、現在の堺市に移り住んだという。
 その後、五郎は大阪・道頓堀の浪花座で劇団を設立。生涯で手掛けた作品数は千以上にのぼり、その流れを汲(く)んで旗揚げされたのが、現在の松竹新喜劇にあたるという。
 除幕式には、地域住民や松竹新喜劇の劇団員ら約100人が出席。幅約2メートル、高さ約1メートルの記念碑がお披露目されると、出席者から拍手がわき起こった。
 同会の川野政明会長は「会を結成して20年が過ぎた中、五郎さんの記念碑を地元に残すことができてうれしく思う」とあいさつ。松竹新喜劇の渋谷天外代表は「曽我廼家五郎は我々のルーツでもある。日本の喜劇が数十年と続いていけば」と話した。