高松の若手経営者がネット放送局開設 「瀬戸内密着、前向きに」 - 産経ニュース

高松の若手経営者がネット放送局開設 「瀬戸内密着、前向きに」

 高松市でベンチャー企業「瀬戸内サニー」を経営する大崎龍史さん(29)が4月にインターネット放送局を開設した。動画投稿サイト「ユーチューブ」を使い、自らリポーターとなって瀬戸内で暮らす人々の声を率直に伝えており、「地域を照らすポジティブなメディアに育てたい」と意欲をみせている。
 同局は4月、徳島市で累積赤字問題で揺れていた「阿波おどり」を見つめる市民の本音を取材した。大崎さんは「中止になる、ならないではなく、そこにあり続けるもの」と痛感したという。「阿波おどり」は新たな実行委員会の発足によって開催された。
 香川県民100人に「うどん派」か「そば派」かを聞いたこともある。結果はうどん派の圧勝。人々が抱くイメージを実証した。視聴者の香川大1年の樋口寿々花さん(18)は、「大阪出身なので香川をよく知らない。番組は地域に密着していて分かりやすい」と話す。
 大崎さんは香川大を卒業後、ネットメディア「バズフィード・ジャパン」(東京)などで働き、今年1月に瀬戸内サニーを立ち上げた。当初の資本金は5万円。従業員を雇う余裕はなく、友人が撮影の助手を務める。
 「平成元年生まれの僕は日本が迷っている時代に育った」といい、前向きな番組作りにこだわる。開局から2カ月半で60本以上を投稿、固定客となるチャンネル登録者数は500人を超えた。