岡山県オリジナルのブドウ「オーロラブラック」収穫始まる

 

 県オリジナル品種のブドウ「オーロラブラック」の収穫が本格的に始まり、生産農家が早朝から摘み取り作業に追われている。9月中旬までが収穫の最盛期で、以後も11月末まで岡山市場をはじめ、大阪や東京の市場にも出荷される。

 オーロラブラックは、平成15年に品種登録された岡山誕生のブドウで、県内のみで栽培されていたが、昨年から苗木を山梨など県外にも供給している。

 紫黒色の大粒で種なし。糖度も高く、軸から粒が外れる「脱粒」が起きにくいため贈答用としても人気で、20年には42ヘクタールだった作付面積は現在89ヘクタールに拡大。岡山市を主産地に、県内全域に広がっている。

 鏡野町竹田の池田幸治さん(65)の圃場(ほじょう)(約20アール)では、池田さんが粒の大きさや色づきなどを確認しながら丁寧に摘み取っており「今年は猛暑で水やりなどの管理が大変だったが、十分な日照で色づきと糖度ともに良く、上等なブドウができた」と太鼓判を押している。

 県農産課では外国への輸出も視野に「37年には150ヘクタールまで作付面積を広げたい」としている。